アメリカ合衆国陸軍戦技研部隊出身の優秀な衛士で、「XFJ計画」の首席開発衛士としてアラスカ州ユーコン基地に派遣される。
階級は少尉。
日本人の父、米国人の母を持つ。父親の失踪に加え、両国の政治的軋轢から差別を受け続け、日本を憎悪するようになった。

日本帝国の将軍家を守護する帝国斯衛軍の衛士。階級は中尉。
伝統ある篁家の名を汚さぬよう、常に己を厳しく律する堅苦しい性格で、生真面目。
「XFJ計画」遂行のため、帝国側の計画責任者としてユーコン基地に派遣されるが、日本に批判的なユウヤのネガティヴな言動には同じ民族の血を持つ者として苛立ちを隠せず、衝突を繰り返す。

ソビエト連邦陸軍の実験部隊「イーダル試験小隊」に所属する衛士。
階級は少尉。
他を遥かに凌駕圧倒する戦闘能力を有し、複座パートナーのイーニァとともに「紅の姉妹（スカーレット・ツイン）」の異名で呼ばれる。
祖国の為に個人を否定し、命令に忠実で冷淡だが、イーニァには愛情とも執着ともつかない感情を見せる。

ソビエト連邦陸軍の実験部隊「イーダル試験小隊」に所属する衛士。
階級は少尉。
複座パートナーのクリスカとともに「紅の姉妹（スカーレット・ツイン）」の異名を持つが、その振る舞いは幼い子供のようで、能力・外見と比較すると非常にアンバランスである。
クリスカを姉のように慕い、離れることに対して恐れを見せる。
ぬいぐるみのクマ・ミーシャを大切にしている。

アルゴス試験小隊のメンバーの中でも、人一倍負けん気が強くケンカっ早い、ネパール出身の衛士。
階級は少尉。
ユウヤと頻繁に口論となるが、その出自である勇敢な山岳民グルカ族の誇りを持った優秀な衛士で、ハイレベルな高機動近接格闘技術の持ち主でもある。

イタリア人らしい軽快なトークで周囲を賑やかにしてくれるムードメーカー。
アルゴス試験小隊の潤滑油的存在。
階級は少尉。
ヨーロッパ戦線の実戦にて培った高い戦闘技術を持つ衛士で、状況判断能力や起動制御技術に優れ、小隊の仲間たちからも信頼を勝ち得ている。

正確無比な射撃技術と冷静沈着な判断力から、アルゴス試験小隊のブレーンとも言えるスウェーデン王国出身の衛士。
階級は少尉。
その彫刻を思わせる美貌と無表情さから、冷徹で感情の薄い性格だと思われがちだが、面倒見がよく家庭的な温かみを持った女性である。

ユウヤとともにアルゴス試験小隊に配属された米国人整備士。
階級は軍曹。
若くして「XFJ計画」の主任整備士を任され、その高い技術と正確な分析力は、小隊のメンバーから厚い信頼を受けている。
ユウヤとは米軍時代からの付き合いで、気のおけない親友でもある。

アルゴス試験小隊の精神的支柱であり、指導官として小隊を率いている。 以前はアルゴス1としてF-15・ACTVに搭乗していたが、ユウヤの着任で その席を譲った。トルコ共和国出身で、ヨーロッパ戦線で多くの部下を 失った経験から、作戦では衛士たちの安全を重視する傾向がある。

軍曹であるニイラムを中心に、リダ、フェーベの3人で「XFJ計画」のオペレーターを務める。

統一中華戦線、暴風（バオフェン）試験小隊長。
持ち前の強気で強引な性格は、機体操縦だけに留まらず、ユウヤに対しても存分に発揮されている。

米国陸軍少尉。
かつてユウヤと同じ部隊に所属していたが、スコアにおいては後塵を拝していた。
日系人であることに誇りをもっており、ユウヤとは犬猿の仲。

ソビエト連邦陸軍の精鋭部隊・ジャール大隊を率いる歴戦の勇士。
愛機・Su-37 M2チェルミナートルと共に輝かしい戦果を残してきた。

ソビエト陸軍大尉。
ラトロワの副官で中隊指揮官。
優秀だがまだ十代半ばの少女で、上官であるラトロワを母のように慕っている。