STORY ストーリー

大学受験に失敗し、親のツテで世界的な大企業SAI社で働くことになった水柿ツカサ。 SAI社は心を持った人型のアンドロイド、通称「ギフティア」を製造・管理する企業で、ツカサはその中でもターミナルサービスという部署に配属される。

そこは、寿命を迎えるギフティアを回収するのが業務で、ツカサはギフティアの少女・アイラとパートナーを組むことになる。 心を閉ざしたように人との深い接触を避けるアイラに、ツカサは戸惑う。 しかし、彼女と過ごすうちにパートナーとして彼女のために何かできないか模索するようになるのだった。

PlayStation®Vitaで描かれる新たなストーリーにはカギとなる新キャラクターが登場。

アイラの口から語られる過去のトラウマ。 そして彼女自身も初めて知ることになる出生の秘密。 全ての真実が明らかになった時、ツカサのとる選択とは――

また、本作ではアニメではあまり描かれることのなかった、ミチル・カヅキ・シェリー・エルの物語が綴られる。 ギフティアの命に触れる中で、彼女たちはなにを想うのだろうか。

ギフティア

アンドロイド製造・販売メーカーのSAI社が開発したアンドロイドで、人類史上初めて開発に成功した「人工の心・アルマ」を持つ。 人に近い振る舞いを実現したアルマだが、耐用限界時間(寿命)はわずか81920時間。 それ以上は、技術的な問題によりアルマの形を維持できず崩壊が始まってしまう。 表向きには公表されていないが、耐用限界時間を過ぎたギフティアは人格と記憶が消失し、本能だけでしか行動できない「ワンダラー化」と呼ばれる状態になる。 殆どがただ無意味に徘徊したりするだけだが、ごく稀に激しく暴れ出す可能性もある。 そのためSAI社は、ギフティアがワンダラー化する前に、自社でギフティアの回収を行っている。

マークスマン

ターミナルサービスに配属されているギフティア。 耐用時間を過ぎた回収対象を、所有者との交渉により速やかに回収することが仕事。 回収チームに回収されたギフティアはSAI社まで持ち帰り、処分される。

スポッター

回収作業時に万が一のトラブルが起きる可能性を考慮し、監視監督業務(スポッター)として人間の社員がひとり、マークスマンのパートナーに配置されている。